祖父が居た頃は祖父が塗装していたのですが、
亡くなってからは(7年)メンテナンスをしてない状態でした。
築50年の家です。
2017/12/9更新 火災保険を使った技をまとめてみました。記事最後に追記。
スポンサードリンク外壁を自分たちでリフォームしよう!
祖母の家に行く度に「あそこが気になって…」等々聞かされていて、
その都度流していたのですが、
台風や雹でサイディング(外壁)が劣化していき
サイディングの表面が剥げだしました。
祖母曰く、
「あたしもあと何年生きられるかわからない家に、お金を掛けられない」
とのことで、親と一緒にDIYを決行することになりました。
なんせ素人が休みの日にだけやる工事。
しかも外壁(人目に晒される)場所ですので、
付け焼刃的なことは出来ません。
自分たちでやるといっても、
少ない年金生活の中から祖母がお金を出すわけですし、
やっぱりそれなりに仕上げてやりたいという思いはありました。
古い外壁を剥がす!
まず、
今の外壁(木製サイディング)をどうするか?ということから。
下から手を入れてちょっと力を入れると捲れる箇所もあり、
母の提案した
「今のサイディングの上に(何かを)打ち付ける」のは却下。
結局、今のサイディングを剥がし、新しく張り替えることにしました。
既存のサイディング剥がしは、
雨風にやられている箇所は手で簡単に剥がせましたが、
庇の下や屋根の下等はまだガチガチ。
留め具も今はビスが多いと思いますが、
大工さんがトントンと金槌で作った家なので、もちろん長釘。
この長釘を抜くのも苦労しました。
いやぁ~長い長い!
木製サイディングを全部剥がし、
家の「内臓」を見たときはとても感動しました。
まだ重機もそんなにない時代、
大工さんたちが一生懸命作った感が50年の時を経て伝わってきました。
スポンサードリンク新しい外壁(杉板)を張る!
さて、新しい外壁を何にするか?ですが、
これも意見が分かれ、
新しいサイディングを貼る案と、
木の板を貼る案とに分かれました。
今のサイディングはアルミ製が多いので、
メンテナンス等、長い目で見るとアルミ製サイディングに軍配が上がりますが、
母の「木の板!」推しに負け、
結局は木の板(杉板)を貼りました。
杉板を貼る前に、まずはYouTubeで確認!
今はこういう便利なものがあり、
動画で色々なプロの仕事ぶりを見ることが出来ます。
「防水シートを入れてから貼るんだ!」等、
色々な発見を経て杉板を貼りました。
両親が休みの日にしか出来ないので、
天気予報で雨だとその日は中止(これはプロの方もそうでしょうが…)
次回は1週間後というのはザラ。
時には途中で雨が降り、
中途半端な状態で養生シートで覆うことも…。
そんな状態で祖母は1週間後を待つのでした…。
なんだかんだで月日も季節も変わり、
4か月後に完成しました。
大変だったけど、満足のいく仕上がりに出来ました!
以前のばあちゃん家。
全体的に暗い印象。
遠目なのでお分かりづらいと思いますが、
サイディング(木製)がボロボロで、剥げて飛んでいった箇所もありました。
近くで撮った写真。
外壁が大分傷んでいます。
修理前の玄関脇の壁。
こちらも結構ボロボロ!
玄関なのでいつも目につくところで、行く度に気になってた箇所です。
DIYリフォーム後のばあちゃん家。
ちょっとおしゃれな「古民家カフェ風」の家になりました!
1階は木製のサイディングの上に漆喰を塗りました。
2階は木製サイディングの痛みがひどかったため、
全部剥がして防水シートを張り、
その上から杉板を張りました。杉板には防腐剤を塗っています。
工事中の写真。
この工事途中に二階からスマホを落としてしまって、
結構写真が飛んでしまいました・・・。
残っているだけでも紹介したいと思います。
二階板張り中の写真。
屋根の形に合わせて板を1枚1枚長さを決めてカット。
下の部分は斜めにカットしていきます。
これがなかなか大変。
板を張る前に防水シートを張っています。
修理中の1階玄関脇。
木製のサイディングを剥がしたところ。
板の長さをちゃんと合わせていくのが大変です。
窓のこういうところも難しかったです。
窓枠のはめ込みは部分は、
ちょっとずつカットして凹凸にピタッとハマるようにしました(隙間からの雨漏り対策)
大変な作業でしたが、
ばあちゃんも満足して喜んでいます!
ご参考になれば幸いです。
そんな感じです。
DIYは楽しい!大変だけど!
追記。火災保険に入っているならタダでリフォームできるかも知れない?!
一軒家に住んでいる方なら火災保険は入っていると思います。
ていうか、
使ったことあります?火災保険。
そういう私も10年の火災保険に入っていますが、
一度も使ったことがありません。。。
で、火災保険でリフォームする技があります。
火災保険って文字通り「火災」だけに適用される訳ではなくて
大雨、大雪、台風による被害にも適用できます。
例えば、、
・屋根瓦が浮いている、もしくは剥がれている、ずれている。
・雨桶が積雪や台風などにより破損している。
・サイディングが台風の影響で剥がれている。
・雨漏りがしている。
・ウッドデッキが台風で飛ばされた。積雪で破損した。
こういうのが保険適用される可能性大。
検討してみる価値があると思います。
保険会社に請求するためには証拠写真が必要です。
屋根裏に上って破損部分を調べたり写真を撮ったりする必要があります。
自分でやれるぜ!ってお方は是非チャレンジしましょう。
でも、そんな危ないことは出来ませんよーってお方はどうしたら良いか。
破損個所の調査や資料集めから保険請求まで代行してくれる業者さんを
利用する技があります。
基本的に代行費用は成功報酬型。
請求が通った場合のみ、その金額の一部を業者に支払い
残りを自分でもらえる仕組みです。
もし請求が却下された場合は無料です。
なので、自分の財布から持ち出しは基本ゼロ。
ノーリスクなので、もし以下の条件に当てはまるのであれば試してみる価値はあります。
・持ち家であること
・築5年以上経っていること
・火災保険に入っていること
例えば、こことか。
リメンツは平均80万の成功実績があります。
下りた保険金の50%を手数料としてお支払いするか、そのまま修繕を依頼するかを
選べます。で、残りの額は手元に残りますので、自由に使えます。
良心的。オススメします。
お家の保険相談センター 保険申請サポート リメンツ

例えば、80万が下りたとしたら、、、
・40万で、自分でやるにはハードルが高い箇所の修繕を業者依頼する
・残り40万を使ってDIYリフォームしちゃう
とか?ナイスプランだね。いかがなもんでしょ?
そんな感じです。
以上、
みなかぶでした。
ではでは!
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