【火災保険リサーチ】火災保険比較ランキング4つの”注意点”
更新
火災保険に入らなければならなくなり、調べて調べてこれでもかと調べたので
注意点などをまとめました。他の比較サイトを見るまえに一読するとお役に立てるかも知れません。
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・データを更新しました。(令和2年度)
目次
①火災保険比較サイトや口コミサイトの上位をまとめてみる。
「火災保険」「おすすめ」とか「火災保険」「比較」とかで検索すると
比較サイトやランキングサイトがたくさんヒットしますね。
例えば有名なところだと、、
1位 ソニー損保の新ネット火災保険 – ソニー損保
2位 トータルアシスト住まいの保険 – 東京海上日動
3位 ホームアシスト(家庭総合保険) – 楽天損保
4位 THE すまいの保険「個人用火災総合保険」 – 損保ジャパン
5位 セコム安心マイホーム保険 – セコム損保
これとか。
出典元:オリコン火災保険ランキング
1位 ソニー損害保険
2位 セゾン自動車火災保険
3位 損保ジャパン
4位 SBI損害保険
5位 セコム損害保険
あとこれとか。
出典元:ライフィ 人気保険ランキング
1位 ソニー損保の新ネット火災保険(火災保険TypeS・地震保険)
2位 ジェイアイ傷害火災保険 iehoいえほ
3位 楽天海上保険 家庭総合保険「ホームアシスト」
4位 SBI損保 住まいの保険
上記3つのサイトの上位2位を見てみると
おすすめの火災保険は、1位はソニー損保、2位は東京海上日動、セゾン、ジェイアイ傷害火災
となりますね。
私もなるほどなるほど。。。と参考にしていたんですが、
ちょっと待ってください。
②ちょっとまって。火災保険会社の格付けランキングを見てみると・・・。
↓の記事からちょっとデータを拝借します。(引用ばかりでごめんなさい。。)
売上高だけを抜き出して全体に対する割合を計算すると
こうなります。↓
|
売上高 (億円) |
割合 |
東京海上日動火災保険 | 22,000 | 28.2% |
損害保険ジャパン日本興亜 | 21,000 | 26.9% |
三井住友海上火災保険 | 15,000 | 19.2% |
あいおいニッセイ同和損害保険 | 12,000 | 15.4% |
AIG損害保険 | 1,768 | 2.3% |
共栄火災海上保険 | 1,666 | 2.1% |
日新火災海上保険 | 1,488 | 1.9% |
ソニー損保 | 1,324 | 1.7% |
セコム損害保険 | 516 | 0.7% |
セゾン自動車火災保険 | 510 | 0.7% |
Chubb損害保険 | 251 | 0.3% |
楽天損害保険 | 245 | 0.3% |
大同火災海上保険 | 171 | 0.2% |
明治安田損害保険 | 154 | 0.2% |
ジェイアイ傷害火災保険 | 43 | 0.1% |
78,136 | 100.0% |
ちなみにソニー損保とジェイアイは格付けに記載がなかったので、各社のホームページからデータを参照しています。
売上高だけで会社の良し悪しを計るのは少々乱暴ではありますが、
ひとつの見方として。
ランキングサイトでおすすめされていた会社の売上高の割合を見てください。
- ランキングNo1だったソニー損保の売上高の割合が全体に対してたったの1.7%しかありません。
- 一方で東京海上日動は売上高ランキングトップの28%であり、1位でオススメされていてもおかしくないのに、価格.comでは2位となり、また他の2つのサイトでは何故か圏外です。
- セゾンとジェイアイは市場全体売上高に対して1%も満たしていないのに、東京海上日動を抜いて2位にランキングされています。
・・・不自然だと思いませんか?
以下、金融庁のサイトから引用ですが、
Ⅱ.比較情報提供についての現状
・・・
インターネットのウエブサイトにおいて、自動車保険、医療保険、海外旅行傷害保険等について各保険会社の保険商品の比較を行ういわゆる比較サイトや比較見積サイト(以下、「比較見積サイト等」という。)が多数存在している。このような比較見積サイト等の運営者は保険会社や募集人ではない者も多く、このような者は保険業法による規制の対象とはなっていない。
なんでもありってこと??
私が言いたいこと。
ネットの火災保険ランキングサイトを信じるのは危険です。
ちなみに、ソニー損保などの小さな保険会社の立場になって考えてみますと(私の勝手な憶測ですのであしからず)
「うちは会社の規模が小さい」
↓
「競合の大手(東京海上、あいおい、損保ジャパン、三井住友)と真っ向勝負しても適わない」
↓
「保険商品を細かくカスタマイズできるようにして保険料の安さで勝負しよう」「広告料が安いランキングサイト等を活用しよう」
↓
「保険料をぎりぎりまでディスカウントするので貯金がなかなか増えない。だけど、お客さんはどんどん集めよう」
↓
「財源には限りがある。人件費をぎりぎりまで削ろう」
こんな節約志向のこじんまりな会社の保険に自分が加入したとして、
自分にもしもの事故が起こり、せっぱつまった状況で事故の連絡をサポートにしたときに、
少ない人数で仕事を回している会社に迅速な対応が出来るのか??支払いまでに数ヶ月待たされる可能性があるのではないか。
ていうかお金を出ししぶるのではないか??
こんな懸念が湧き上がってきた訳です。
一時の出費をケチったせいで、いざと言う時にとっても後悔することになるのではないかと。
それはイヤだなーと私は思った訳です。
スポンサードリンク③ちなみにセコム損保に火災保険の見積依頼を出してみた結果。
実際に見積もりを取った時の実体験をひとつお話したいんですが、
自分もランキングサイトなんか調べてて、最初はセコム損保がいいかなって思ったんですよ。
ウェブで見積もりが出来るようだし、試しにやってみたら結構お得な感じだったんで
そのまま申し込みまでしちゃったんですよね。
そしたら受付完了のメールが来て3日中に担当者から連絡しますって
書いてあったんですが、
10日くらい経ってからやっとセコムの担当者から電話が来ました。
「行き違いがあって本日私のところへ文書が届きまして。。。」
と担当の方はおっしゃっておられました。
あまりにも連絡が遅いので他に見積もりをお願いしましたのでと、丁寧にお断りさせていただきましたが。
申し込みの段階でこんな感じですよ。
小規模な保険会社は避けた方が良い。と思った次第です。
てことで、
自分の火災保険は損保ジャパン日本興亜で行こうかなと思っておりますです。はい。
ちと割高だけども、そのほうが後々安心だろうということです。
④火災保険は一括見積で資料を比較検討すべし。
では、どうやって良い保険を調べれば良いか?
インターネットのランキングサイトの情報だけで決めるのではなく
実際に見積を依頼して資料を比較してみるのをおススメします。
一括見積をして、
どの会社が迅速に資料を届けてくれるのか、
紙の質感とかをチェックすることで資料にどれほどのお金をかけているのかを
自分の目で確認してください。
各社のお客さまに対する姿勢や経済状況など、何かしら気付きがあるはずです。
一括見積ができる便利なサイトがあります。
無料だし一回申し込むだけで数社から資料が送られてきますから楽です。
電話はかかってきません。
保険は高い買い物なので、必ず複数社の資料を取り寄せてを比較したほうが絶対良いです。
私が利用したサイトを貼っておきます。
これ↓。
それとここも↓。
そんな感じです。
ではでは、
minakabuでした。
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