生保の営業は社会保障制度の話なんか一切教えてくれません。
さんざん人の不安を煽って高い保険に入れようとします。
このやり口、ホント気に入らない。
なので、
社会保障制度について書き出しました。
みなさん、理論武装しましょう。若い人は特に注意。
是非、覚えていってください。
情報は適宜追記更新します。
日本には社会保障制度という、
困ったときに国が助けてくれる仕組み(セーフティーネット)があります。
だから、
贅沢さえしなければ、
夫が生命保険に入ってなくても、
万が一の時に残された家族が困ることはないんです。
スポンサードリンク・仕事中にケガをして治療費が掛かりそう
労災保険から全額出ます。自己負担はありません。
必ず労災指定病院を受診すること。ご注意。
厚生労働省のサイトで検索できます。→ http://rousai-kensaku.mhlw.go.jp/
通勤時のケガも対象です。
申請手続きは会社が代行してくれると思います。事務に相談してみましょう。
・プライベートでケガをして仕事が出来なくなった。
健康保険から傷病手当金が出ます。
最長1年6カ月の間、給料の3分の2受け取れます。
例えば、給料20万だとしたら14万くらい。
ご自分の健康保険証を確認して、保険組合に手続き方法を問い合わせます。
・障害が残り日常生活に支障が出るようになった
障害年金が出ます。
安くても7万から、最高16万くらいまでもらえます。
申請は市区町村役場、もしくは年金事務所。
・医療費の自己負担分が9万円を超えた
高額療養費制度から超えた分の金額をもらえます。
ほとんどの方は自己負担額は9万前後になると思います。
申請先は健康保険組合。
ただし、およそ4カ月後のキャッシュバック方式のため、その間は自己負担する必要がありますので注意。
保険組合によっては無利子で貸付する制度もありますので利用すると良いです。
・夫が死亡した
遺族基礎年金、遺族厚生年金が出ます。
家族構成にもよりますが、月額8万~12万くらい出ます。
申請は市区町村役場、もしくは年金事務所まで。
スポンサードリンク・40歳で特定疾病を持っている
介護保険が使えます。
基本は自己負担1割で介護サービスを利用できます。
資産や収入がある方は2割負担になります。
申請は市区町村役場まで。
特定疾病の範囲は厚生労働省のサイトで確認できます。→http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/nintei/gaiyo3.html
・病気や障害、母子家庭、高齢で仕事先が見つからないなど、働いて稼ぐことが不可能
生活保護からお金をもらえます。
一人暮らしでだいたい11万円。
家族が増えるごとに3~4万アップ。
申請はお住まいの地域にある福祉事務所まで。 厚生労働省のサイトで確認できます。→http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/fukusijimusyo/fukusijimusyo-ichiran.html
・おまけ 借金がある場合
お金に困っている上に借金まであるという場合。
最後の手段として、自己破産する方法があります。
手続きは自分で出来ます。
近くの裁判所に電話をして「自己破産の手続きをしたい」旨を申し出てください。
破産係の方に、まずは窓口に来てくださいと案内されます。
あとは指示に従ってください。
借金はチャラになりますが、
その代償があります。以下にまとめておきます。良く考えて、実行してください。
・保証人を付けている場合、その人に請求が行って迷惑を掛けます。
・持家や土地は全て没収
・5年の間はクレジットやローンを組めない(ブラックリストに載る)
最後に一言。
原則、自己申告制です。
世の中、請求なければ支払いはありません。
覚えておいてください。
生保レディのトークに言いくるめられないよう頑張ってください。
以上、みなかぶでした。
ではでは。
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